豊粼由美

トークイベントに行ってきた。ゲストの仲俣暁生佐々木敦を含め三人でアンドルー・クルミー『ミスター・ミー』について語る。
先日、この本について「銀の斧」と書いたのだが、最後の最後に読み落としていたところがあった。それによって全体が円環をもってつながってくる。今日の話を聞いたからというわけではないが評価を「金の斧」に変更だ。
読んでいて思ったし今日も指摘があったが、この小説を読んでいるとその中に出てくる小説もまた読みたくなってしまう。