テキスト
保坂和志が「新潮」にカフカの『城』について連載している。その中でテキストとして新潮文庫を指定している。『城』は白水uブックス(池内紀訳)で読んでいる。他の作品だが池内訳はけっこう訳者の考え方が入っているらしい。その善悪についての意見はいろいろあるようだが、読者としては読みやすい日本語であってほしい。無理に漢字を少なくしようとしているのか、それとも変換忘れなのか、たとえば“じっさい”とか“ばあい”とかをひらがなで表記するのはやめてほしい。
- 作者: フランツ・カフカ,Franz Kafka,前田敬作
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1971/05/04
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 76回
- この商品を含むブログ (126件) を見る
- 作者: フランツカフカ,Franz Kafka,池内紀
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 2006/06/01
- メディア: 新書
- 購入: 1人 クリック: 20回
- この商品を含むブログ (42件) を見る