ようやくフェラーリ、勝利

F1第12戦ベルギーGPで、フェラーリがようやく勝った。ライコネン、偉い!

http://sports.yahoo.co.jp/f1/article?a=20090901-00000110-ism-moto


この記事の中で、ライコネンに対する評価の難しさが書かれている。

『トゥット・スポルト』による10点満点の成績表によると、K.ライッコネンは満点の『10』で、「この点数は当然。しかし4点をつけたくなったり、もしくはクビにしたくなったりもする。なぜなら、昨日のように、そして過去何度もそうだったように、あそこまで偉大であると、やる気がなく精彩も欠いたレースは何だったのかと首を傾げたくなるからだ。さらに、再スタートでKERS(運動エネルギー回生システム)を活かせたのも事実だが、オー・ルージュを全開で駆け抜け、ラディオンで仕掛けるというのは、どのドライバーにもできることではない。こうした動きには繊細なドライビング、何よりもここ一発の勇気が必要だ。それにしても、もしライッコネンがいつも昨日のようであれば、すでに何度もタイトルを獲っていただろう…… しかし、いつもそうではないのだ。シーズン終了までの間に、あの状態をあと2、3回見ることができたらすばらしい。冷淡で無関心に見える彼だが、おそらく、コンペティティブなチームメイトのプレッシャーを感じない方がいいのだろう。それとも、批判が効くのか、救世主的な立場がいいのか。まあいずれにせよ、2007年にタイトルを獲ったドライバーが復活した」と今回のパフォーマンスを歓迎しつつも、戸惑いも隠せない複雑な寸評だった。

最速のドライバーであることは間違いがないようだ。

さて、アロンソは来年フェラーリに乗るのか。それを見てみたくもあるが、ではライコネンはどうするのか。ラリーに行ってしまっては最速のドライバーを見ることができなくなってしまう。フェラーリを出るなら、行き先はマクラーレンがいいな。それなら許せる。