読書

安徳天皇漂海記

安徳天皇漂海記

読了。前半の実朝の話だけでも泣けるが、後半も涙を誘う場面がいくつも出てくる。
少年と童子が砂浜で筆談する箇所は、短いながらも「少年の物語」として心を和ませてくれる。
そのあとに続く夢の中で、童子が首を埋葬するところでは思わず涙が出た。