キース・ムーン

The Who のドラマー。1978年9月7日没、享年32歳!
書店を覗いたらKeith Moonと書かれた雑誌の表紙が目に入った。「Rhythm & Drums magazine」がキース・ムーンの特集を組んでいたので購入する。
The Whoを初めて聴いたのはSummertime Bluseだ。そのエネルギーと奇妙な(と思えた)歌の間に引きつけられた。加えてメンバーの名前がピート・タウンシェンドとかジョン・エントウィッスルとかいかにもイギリス人っぽかった。そしてドラムはツイン・バスドラでカッコよかった。
キース・ムーンロールスロイスに乗ったままプールに飛び込んだとかいった破天荒なエピソードでも知られている。
そんななかで、ジミー・ペイジジョン・ボーナムが亡くなったのでツェッペリンはもうなくなったと言ったことやマイルス・デイビスの音楽には常にすぐれたドラマーがいたといったことなどドラムーの重要性が言われており、キース・ムーンもその一人にあげられる。
そんな彼が「俺はドラム・ソロが嫌いなんだ。・・・ドラムは音楽のビートを作り出すためにあるんだからさ。」とインタビューに応えている。誰かがドラムはバンドの発電機だ、みたいなことを言っていたのを思い出す。