読書

最近、読了。

モノローグ

モノローグ

平野啓一郎は非常にものをよく考え、計画を持って小説を書いている。日経新聞に連載している美術展評を読むのが楽しみだ。美術批評家ではない視点が心地よい。


闇の奥 (光文社古典新訳文庫)

闇の奥 (光文社古典新訳文庫)

映画『地獄の黙示録』のベースになった小説として有名。この本は写真家の石川直樹が愛読していると、どこかで読んだ。決してドキュメンタリーではなく、結構、観念的、象徴的な小説だと思う。新しい訳で読んだが、岩波文庫の古い訳(1958年)だともっとオドロオドロしいのだろうか。